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国際物流を取り巻く環境の変化は先鋭化・鮮明化しておりSDGsといった新たな課題に対する取り組みへの重要性も高まる中、当社は、女性のみならず、性別を問わず多様な人材が活き活きと活躍できる職場を目指すことにより、ジェンダー平等への達成の貢献に取り組んでまいります。
当社では、性別による業務の違いはありません。また、社員一人ひとりが活き活きと、より長く活躍できる環境として、育児や介護に伴う休暇制度や柔軟な働き方を実現するテレワーク制度等を導入しております。こうした取り組みの継続とさらなる充実化を長期的な方針として定着させてまいります。
当社では、女性活躍推進に関する役員及び社員の意識向上を促し、女性のみならず社員全員が活き活きと活躍できる組織作りを行うため、2023年3月に「女性社員のエンパワーメント支援」、「両立支援の充実」、「柔軟な働き方の推進」及び「トップによるコミットメント」を柱とする行動計画を策定し、取り組みを開始しました。
当社女性社員の働く環境の現状について申し上げると、配属先や業務内容について性別による違いはなく、全ての部門で女性が力を発揮できる職場となっています。一方、若い世代の多い当社では、次長級以上の女性社員がいない状況です。そのため、モデルケースが少ない点が課題であると認識しています。当社においてさらなる女性活躍を推進するためには、ただ管理職に占める女性比率上昇だけを目指すのではなく、時間はかかるかもしれませんが、社員のキャリア形成支援や柔軟な働き方を整備することにより、性差に関わらず、将来、会社をけん引していく人財の裾野を広げていくことが重要ではないかと考えています。
今般、策定した「女性活躍推進に関する行動計画」については、女性に限らず社員一人ひとりが能力を高め、力を最大限に発揮できる職場環境整備を行うことを目標としており、日々変化する社会環境にも柔軟に対応し、多様な人財を活かせる組織作りを目指します。
代表取締役社長 平松 均
当社では、2023年3月に女性活躍推進に関する行動計画を策定し、性差によらず社員一人ひとりが等しく活躍できる職場環境作りを行うこととしております。
具体的な取り組みとして、女性管理職のモデルケース紹介や、キャリア支援研修の実施、テレワークの推進等を実施し、性差に関わらずそれぞれのライフステージに応じた柔軟な働き方の実現を目指します。
女性社員のキャリア形成に係る選択肢を増やすための環境作りとして、他社女性社員や先輩女性社員と接する機会の創設や、キャリア形成に有効な研修の実施等を行います。
男性社員の育児目的休暇制度又は育児休業等の取得割合100%の継続のための取組みや、より一層のプライベート充実を目指した有給休暇取得の慫慂等を行います。
全社員が、それぞれの強みを生かし長く働き続けられるよう、継続的なキャリア形成を目的としたテレワーク環境の更なる充実等に向けた取り組み等を行います。
2024年5月31日(金)、女性活躍推進のほかワーク・ライフ・バランス等幅広い分野でご活躍されている特定社会保険労務士 島 麻衣子様(ヒューマンテック経営研究所 CCO)を講師にお招きし「キャリアアップ研修」を開催しました。
本研修は、女性活躍推進に係る行動計画のうち「女性のエンパワーメント支援」の一環として実施したもので、今回は「キャリアとは何か?」等を考えるきっかけとなるよう若手向けのプログラムをご準備いただき、男性を含む若手社員18名が受講しました。
講師のご経験談等を交えつつ、様々なキャリア理論を分かり易く解説いただき、途中グループワークも含め約3時間の研修となりました。自分自身が経験してきた過去(キャリア)の振り返り、3年後や10年後はどんな自分になっていたいか、理想とするリーダー像等を具体的に考える時間となり、参加した若手社員にとっては非常に有意義な研修となりました。
当社では両立支援の充実のための取り組みとして「男性社員の育児目的休暇制度又は育児休業等の取得割合 100%を維持」することを目標としております。
2023年度は対象の男性社員3名全員が男性社員の育児目的休暇制度又は育児休業等を取得し、昨年度に引き続き目標達成となりました。
今後も、社員へのきめ細やかな制度説明および積極的な取得慫慂に係る取り組みを行ってまいります。
2024年2月28日(水)に、「男性社員の育児休業等に関する社内意見交換会」を開催し、育児休業等の取得経験者(男女)6名を含む、計23名の社員が参加しました。
本会ではまず、人事課から育児休業等制度の説明や、本年度取得した男性社員の代表者から「育児休業中の過ごし方やお金の使い方」、「育児休業を取得したからこそできたこと」等の経験談を紹介しました。
続く意見交換では、育児休業を取得するきっかけや、休業中の社内サポート体制、取得に向けての課題等を話し合い、家事・育児に関する具体的なイメージや、取得側・サポート側双方の状況を知る機会となりました。
開催後、平松社長より全社員に向けたメッセージが発信され、今後も『男性社員の育児休業等取得割合100%』を目指すと共に、社員の両立支援に向けた様々な取り組みを継続的に実施していきます。
【トップメッセージ】
男性社員の育児休業を推進するのに大変有意義な企画であったと思います。育児は休暇を取得した時だけではなく、ある意味一生続くものだと考えますが、初めから経験することは貴重なことであると思います。男女ともに育児休業を取得することを回りの人達が歓迎する、この当社の良き風土を大切にしていきましょう。
世界経済フォーラムが発表しているジェンダー・ギャップ指数では、日本は146か国中125位という悲しい評価を受けています。男性の育児休業の推進もジェンダー・ギャップの改善に繋がることに期待したいです。ジェンダー・ギャップ、多様性などに加えて、私はチャイルドペナルティの解消にも取り組んでいきたいと考えています。
代表取締役社長 平松 均
2023年10月11日(水)、一般社団法人日本通関業連合会様と「ダイバーシティと女性活躍に関する講演・対談会」を共同開催しました。
講師には、日本通関業連合会様のご紹介により、株式会社 島津製作所 梶谷良野 様及び日本通関業連合会 渡辺啓子様をお迎えし、第1部ではダイバーシティに関する取組みや、グローバルな視点での女性の社会的環境等についてご経験談を交えながら講話いただき、第2部では「女性のキャリア形成について」をテーマとし講師お二人に対談いただきました。
約1時間半、お二人の様々なご経験談や熱い想いを盛りだくさんの内容でご紹介いただき、参加した社員からは「非常に引き込まれる内容だった」等と多くの感想が寄せられ、性別問わず社員にとって自身のキャリア形成を考えるきっかけとなる講演・対談会でした。
社員一人ひとりが、『活き活きと活躍できる組織』を目指し、取り組み内容のお知らせや「社員がより一層活躍できるための取り組み」に関連する様々な情報を発信するための社内情報誌を作成しております。
情報誌タイトルについては社内で募集したところ、若手社員から提案のあった「Fine&(ファインド)」を採用し、今後は「Fine&」として情報発信を行ってまいります。
~提案理由~
当社の(女性)活躍推進に係る目指す姿を聞いて、そしてセンターの穏やかな社風にもFineという単語や語感が似合うのではないかと考えました。また、この活動から何かを生み出す(&〇〇)ということや、働くこと・生きることに対していろいろな発見をしていく(find)ことが求められるのではと想像したからです。